ご相談事例C
経緯および問題点
ダンボール製作を行うD社は、より効率良くダンボールをカットするための新たな設備導入の検討をはじめた。その事前調査として、これまで使用していたダンボールのカット刃を用いて、刃の寿命と荷重の強さとの因果関係を把握することで新設備の仕様等の参考資料にするとともに、かつ、その実験自体には極力費用をかけずに行いたいと考えていた。
解決策
当社の存在をホームページから知り来社されたD社の担当者との面談で、当社の既設プレス機で実験可能と分かった。そして、両社のノウハウ等の機密遵守を前提とした研究開発契約を締結し、共同実験を開始した。
効果
当社では、サンプルを実際にカットする際の荷重の推移を、精緻な数値およびグラフ化でプレスの進行と同時に確認できる。実験後、新設備導入や刃材仕様の判断基準として、D社にとって有用なデータが得られた。